以前に
★Mac OS X(マック)で印刷標準設定をモノクロ(白黒・グレースケール)する方法(2017年01月09日 (月曜日))
な事を書いてる際にGUIのWebインターフェイスではなくターミナルでのCUIでの標準設定変更にチャレンジしていました。しかしうまくいかず。
lpoptions
を使って設定変更しておりました。で、これだとmacのGUIアプリからの印刷ダイアログの設定が変る事はありませんでした。
こちらですと各ユーザーごとの設定変更。で、Claudeさんに聞いたら
macOSの印刷ダイアログは ~/.cups/lpoptions を見ません。
~/.cups/lpoptions の設定が効くのはコマンドライン(lp / lpr)からの印刷だけです。
なるほどね、各ユーザーのターミナルからのコマンドからの印刷はそこの設定見るけどMacOSのプリントダイアログにはそれが反映されないのね。
という事でmacOSの印刷ダイアログの標準設定を変更する場合は
PPD既定値を書き換える
lpadmin
を使う必要があるわけだ。なのでmacの印刷ダイアログは場合は各ユーザーごとの標準設定というのはなく全ユーザー一律に設定、という事みたいね(Windowsなら各ユーザーごとに標準設定変更できるのにね)。
という事で結論としては
lpstat -p
でシステムで使用しているプリンタ名を確認(システム環境設定のプリンタとスキャナや印刷時に表示されるプリンタ名はシステムで使用するプリンタ名ではありません)。

GUIの画面で表示されてるこのプリンタ名が
lpstat -p
の結果は
プリンタEPSON_PX_M885Fは待機中です。Sun Aug 23 19:42:44 2026以来有効になっています
プリンタEPSON_PX_M885F_3は待機中です。Sun Aug 23 18:46:05 2026以来有効になっています
プリンタSHARP_BP_61C26は待機中です。Sun Aug 23 19:27:40 2026以来有効になっています
となるわけです。PPDの名前、システムのプリンタ名としては
EPSON PX-M885F→EPSON_PX_M885F
EPSON PX-M885F_AirPrint→プリンタEPSON_PX_M885F_3
SHARP BP-61C26→SHARP_BP_61C26
となるわけですな。
でわが家のプリンタ
★EpsonのA4ビジネスインクジェットプリンタ複合機「PX-M885F」+増設カセットユニット「PXA4CU3」を購入、設置設定(2020年10月01日 (木曜日))
の場合は
sudo lpadmin -p システムのプリンタ名 -o EPIJ_Ink_=0
sudo lpadmin -p EPSON_PX_M885F -o EPIJ_Ink_=0
└実際にプリンタ名を入れた物はこちら
で白黒標準になります。

EPIJ_Ink_=0
という所の値が
EPIJ_Ink_=1
ですとカラー標準となるわけです。
SHAPR複合機、例えばBP-61C26の場合は
sudo lpadmin -p システムのプリンタ名 -o ARCMode=CMBW
で白黒印刷標準となります。

設定ファイルを見ると
ARCMode/Color Mode: *CMAuto CMColor CMBW
となっており
CMAuto = 自動(現在の既定)
CMColor = カラー
CMBW = 白黒(Black & White)
となるわけです。
ちなみにMacというかApple標準の印刷設定、AirPrintであれば
sudo lpadmin -p システムのプリンタ名 -o ColorModel=Gray
で白黒標準印刷設定となります。

カラー標準に戻したい場合は
sudo lpadmin -p システムのプリンタ名 -o ColorModel=RGB
でございますな。
ついでなので
FUJIFILM 通常ドライバ(ApeosC2561等)
sudo lpadmin -p システムのプリンタ名 -o FXColorMode=Black
└カラーにする際はFXColorMode=Color
FUJIFILM PS H2(平成2書体)ドライバ(ApeosC2561等)
sudo lpadmin -p システムのプリンタ名 -o ARCMode=CMBW
└カラーにする場合はARCMode=CMColor、自動にする場合はARCMode=CMAuto
京セラ機(TASKalfaMZ2501ci等)
sudo lpadmin -p システムのプリンタ名 -o ColorModel=Gray
└カラーにする場合はColorModel=CMYK
かな?
で、この白黒標準にするフラグの設定部分はまあ設定ファイルを見ていればおおよそわかる部分もございますがCUPSのWebインターフェイスをOnにしてその設定画面のソースを見ることですぐに理解できます(そこまでやるならWebインターフェイスで変更しちゃえばいいじゃん、と言われればそのとおり)。

Epson「PX-M885F」のCUPSのWebInterfac画面ですとEpson「PX-M885F」のCUPSのWebInterfac画面。ソースを見ると
<A NAME="EPIJ_Ink_">グレースケール</A>:
<SELECT NAME="EPIJ_Ink_" ID="select-EPIJ_Ink_" ONCHANGE="update_paramtable('EPIJ_Ink_')">
<OPTION VALUE="1">オフ
<OPTION SELECTED VALUE="0">オン
こういうふうに白黒、カラーのフラグが表示されてるわけですな、それを見れば一目瞭然。EPIJ_Inkにたいしてオフが1、オンが0という値というのがわかります。
AirPrintだと

<A NAME="ColorModel">Color Mode</A>:
<SELECT NAME="ColorModel" ID="select-ColorModel" ONCHANGE="update_paramtable('ColorModel')">
<OPTION VALUE="Gray">Grayscale
<OPTION SELECTED VALUE="RGB">Color
という事でColorModelがGrayを標準にする事で白黒印刷、グレースケール印刷が標準に出来ます。カラーにしたい場合はRGBですな。
そういやエプソンのプリンタ、テストの為にAirPrintのを追加したのですが

元々あったAirPrintのエプソンのプリンタドライバ。
そしてこちらが

新しく追加した方。Verが3.0から4.0にアップデートしていますな。
★Mac mini(Mac mini (M1, 2020) Macmini9,1)のmacOS Monterey Ver 12.7.6をmacOS Tahoe 26.4.1へアップデート(2026年5月4日(月曜日))
Ver3.0はOSアップデート前からある奴だからかな?
ちなみに今回のmacOSの環境はmacOS Tahoe 26.6.2です。
今回の設定を応用すれば、例えば最近多い標準では両面印刷が有効になってるのを標準片面設定とかにできますな。
└という事で書きました→macOS(マック)で印刷時の両面印刷標準を片面にターミナルから変更する方法【メーカー事に指定するオプションは違う為、今回はEPSON(エプソン)のPX-M885FとSHARP(シャープ)のBP-61C26、AirPrint(エアープリント)】(CUPS)(2026年8月29日(土曜日))