二つの経済週刊誌が似たような内容ですわね。といってもこちらは旅に焦点をあててまして各地域のがんばりが書いてあったりして前向きな話が多い気がします。
週刊 東洋経済 2009年 3/28号 [雑誌]
旅離れなんて言われておりますがアンケートでは旅行が好きか嫌いかでのアンケートで嫌いは2%、好きは85%。旅離れというよりかは旅行の持つイメージやスタイルがより手軽で裾野を広げているのでは?旅行離れではなく旅行"代理店"離れでは?というようなのが最初に書いてありました。
機会があれば近場でもどこでも旅行に行きたい人は多いようですしなんというかこれもまた一つの多様化ですかね。
若者の旅行離れは本当?求めているのは旅のきっかけ、という事で以前と比べ求められている物が違う、という感じ?旅行へ行っても仲間と楽しく過ごせた、ゆっくり話が出来たとかそういうのが多い。異郷に旅情をそそられるというよりかは友人と企画するお楽しみイベントというような形が今の若者の旅の形なのかも?と。
でも一人旅も増えてたり(特に男)、友達というよりかはあくまでの非日常を楽しみたかったりその他趣味に関連した所に出かけたりと人を旅に誘い出すものはいくらでもあるような気はするのですよね。
私の場合も出張してそのまま帰るのはもったいないという事で外に出てしまえばいろいろ行きたくなるものできっかけさえあればいくらでも旅行に行くでしょうな。まあ代理店は通さないで自分で手配、という形になりますけどそれもまた楽しい物で。
いきあたりばったりの旅って楽しいんですよね。よくわからない知らない土地で携帯もしくはパソコンのネットで宿を探すか地元の本屋に入ってじゃらんみたいなのを探してとにかく宿を、という焦りとかそういう感覚が未だに忘れられない。もしホテルなかったら満喫という事でなんとかなるだろうぐらいで思ってますが。ホテルに電話で予約して道に迷った時はかなり焦りましたがあの時はナビタイムありがとうという感じでしたw
雑誌に話は戻りましてあとは新潟のデスティネーションキャンペーンとか「リゾートしらかみ」とか全国の観光列車の紹介とか台湾では新幹線と在来線がなかなかうまく共存してますよとかネット旅行サービスと口コミの話とか円高で爆裂な勢いで日本人が押しかけている韓国の話とか沖縄、北海道、旅館、TV番組紹介後の話とか、チェーン店とか再生の話とかがありました。
源泉かけ流しに関しても1Pあり「「源泉かけ流し」と「循環」の解釈に溝」という事で温泉法施行規則が改正されて表示しなければならなくなった部分とか自ら源泉かけ流しだけにします!と宣言した所とかそれらが集まって「源泉かけ流し温泉サミット」を開いてたり業界によるそういう情報公開は進みつつある反面、公式HPなどで源泉かけ流しをうたいつつも行ってみると循環だったりして話を聞いてみると源泉かけ流しと循環濾過を併用しているとか「循環装置を使ってはいるが湯口から絶えず源泉を注いでいるのでかけ流しだ」とかいう所もあるという。温泉法でかけ流しが定義されてるわけじゃないのでそういう所も出てきちゃうみたいですがそんな事をやってれば淘汰されるんじゃないかとは思います。
口コミもありますからね。
あとは川崎の工場萌えツアーとか・・・
ネットの所でJTBのWEB担当の人は「海外ツアーなど高額パッケージ商品は最終的には対面での説明や決済が求められる。情報提供や予約に適したネットサービスと、店舗との相互連携を強化したい」と言う。
確かに欧州の時は説明聞きに行ったしね・・・・国内の宿とか飛行機なら普通にネットから予約・決済したりするんですが・・・
「稼働率100% 知る人ぞ知るカリスマ宿 唯一無二と呼ばれる理由」という事で「仙仁温泉岩の湯」の話が面白かった。自分では公式HPも持たず口コミで営業。利用した人たちの評価も高いようです。
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★週刊ダイヤモンド2009年3/28号「ホテル&旅館大淘汰」
★外国人のクチコミも読める,旅行クチコミサイト「トリップアドバイザー」日本版がスタート
★ヨーロッパ旅行(ドイツ スイス フランス)まとめ