今号は結構読み応えというか興味を持っている分野の話とかもあったのでなかなか面白かった。
日経ビジネス Associe (アソシエ) 2009年 11/17号 [雑誌]
特集は「人生を変えるアピール術」。日本の場合、出る杭は打たれるという諺がありますがそれを回避するための流儀「京都型」と「農村型」の話など。
京都型はそれでも任天堂、京セラ、島津製作所、オムロン、ロームが出てきている。その特徴は
・保守的、閉鎖的、ゼロサムの世界だから
・周りと競合しないように自然と新しいことをやりイノベーションが生まれやすい
・周りは自分の利益中心で考えているので自分の利益が脅かされない限りは勝手にどうぞの世界
それを考え行動すれば出る杭も打たれない、と。
農村型は
・いかに周囲に利益をもたらすか?
・農村の人々は農作業や地域の維持のために協力し合う
・だから和を大切にし他人と違う事をする者は村八分したりする
という事で京都型と違いゼロサムの世界ではないので隣の農家の売上が上がっても自分の家は下がるという相関はないので少し出ようとする者は叩くがもう一歩、突出すればその飛び出した者の恩恵に預かろうと動く。だから有力政治家が出やすいのかもね、と。
日本人の承認の仕方として「表の承認」では優れた能力や業績を称え個性を尊重するが「裏の承認」では和や規律、秩序を守り、分をわきまえていること、奥ゆかしさを尊ぶ。とあります。
例として朝青龍が紹介されています。例え相撲で高い能力を持っているとしてもガッツポーズをしたとか場所直前にゴルフをやってたとか言動がどうとかで満点な評価は得られない、と。
他の特集としては「ボスマネジメントの技術」と「ツイッター超入門」です。
「上司を味方につけるボスマネジメントの技術」という特集は上司をいかにうまく使うかの話。
1つの本があります。
働き方革命―あなたが今日から日本を変える方法 (ちくま新書)
若手ビジネスパーソン(20~30代)とボス(40~50代)はどのように受け取ったのか?
●若手は
・ビジョンとそれを実現するための具体的な方法が書かれている
・提示に帰宅するために筆者自身が行った努力について書かれている、自分自身の生活を見なおすきっかけとなるはず。
・残業はするな、でも業績は上げろ。そんな不条理な事を当たり前に言われてしまう時代を生き抜くヒントになり得る本。
●ボスは
・仕事をきちんとやり責任を果たそうとしたらそれなりに時間がかかるもの。効率化は手抜きの言い訳ではないのか?
・厳しい経済環境下では必死に働かなくては業績を上げることはできない。そのためにはある程度の残業は必要だ。仕事に対するやる気のなさを他の活動で埋め合わせできる者ではない。
仕事観が世代で全然違いますねw
20~30代からは共感の声が、上司世代からは「仕事の効率を追求することはやる気のなさの現れだ」との声が。これだと今の世代はついていけないしその会社に付くそうという考えもなくなるでしょうね・・・
結論としては「若手が「働き方を変えよう」と努力しても昭和的な上司がそれを拒む」という事でボスマネジメントの必要性があると。
米国MBAのカリキュラムにもはいっているそうですね。
心得としては「上司にマネジメントされず、自分が上司をマネジメントする」、「会社のためではなく、社会の為に働くツールとして会社・上司を捉える」。
とはいってもマネジメントも何もしない管理職もいるかもしれませんが・・・
20代、30代の読者が40代、50代上司に感じるフラストレーションの1つは「上司たちはスキルアップのための勉強に消極的すぎる」だそうで。これは若手が真面目で中高年は不真面目と考えるのは早計で「投資対効果」から見ると仕方がない一面も?若手は勉強した先に何十年もビジネスパーソンとしての人生が続きますが50代以降だといつ役に立つかわからない勉強に投資しても回収の見込みは少ない。
「勉強熱心ではない」、スキルアップという投資をしないというのは経済合理性にかなった行動では?との事。
とはいいつつもいつの歳になっても勉強というよりかはなんだろう?好奇心旺盛な人ってのは何かしら動いている気がするし近くに居ると凄く影響を受けるよね。そういうのが見えない組織だとだんだん張り合いもなくなってきてしまいますし。
それにしても根回し、段取りという言葉がなおさら重要に見えてきますね。
そういう意味では現在の環境、自分的にはやろうと思えばいろいろ出来るしもう少しそちらの方に重点をおきたいのでそろそろまた環境を変える機会としては良い時期にきているかな?とも思っています。
twitterの特集については未だによくわかっていない所もあるので勉強になりました。ただそこまで使うかどうかは別ですけど。