2010年12月20日の日経産業新聞一面は「ネットのチカラ TVに主役交代迫る」という事で第4部プラットフォームを創るという記事でした。ニコニコ動画出身のぽこたさんの紹介から始まりニコニコ動画で独占会見した小沢一郎さんの話とか。「多くの人にオープンで僕も反論出来る。出演要請を快く受けた」と小沢さん。かつてはテレビの役目だった事がどんどんとインターネットに流れる。
1972年、佐藤栄作首相は「テレビを通じて国民に直接話したい。新聞記者は退場して欲しい」と言い放ちました。
この時は新聞からテレビに勢力図を塗り替えるような話だったのでしょうが上記の小沢さんの話はテレビからネットへと勢力の移行を示している?
ニコニコ動画のドワンゴ取締役、夏野さんは「社会が成熟し、人々の趣味嗜好は多様化している。テレビだけで全員の関心には答えられない」と話しています。その対応を可能としたのはITというかインターネット。
本当、なんて面白い時代にさしかかっているのだろうと思います。私の場合は1995年にネット喫茶で初めてネットしましたけど当時は大して面白いとは思いませんでした。コンテンツが全然無かったからね。
それが今やどうだ、並の人間であれば処理しきれない情報が流れ多種多様な趣味を持つ人たちがネットを通じ知り合い、コミュニティを形成している。小さな集まりでもそれらが集まれば大きな力となるでしょうしそれがサブカルチャーとかで出ているわけですからこれほど私のとっては面白い時代はないと思います。
ネットのチカラ。今まで家庭の据え置きテレビで強力な力を誇っていた任天堂やソニーの家庭用ゲーム機もこの時代には旗色が悪い。アップルやグーグルが大きな力を持ちソニーはソニーの力だけでは顧客の要求を満たせない、という事でGoogleと連携しグーグルのネットテレビを販売。しかしオープンな技術ですから他社と違いを出すのが難しい。有力OBも「ソニーは独自性にこだわる気概を失ったのか」と辛口批評。
もはやテレビの時代ですらなくタブレット端末やスマートフォンの時代に。ゲームで手にした「お茶の間での成功モデル」は通用せず既に「個室化が進み、もうお茶の間に人はいない」と。