昨日の日経夕刊の記事なのですが普通の生活を送っていたのに突然、全身の倦怠感に襲われ極度の疲労感や微熱などが何ヶ月も続く「慢性疲労症候群」というのがあるんだそうです。
鬱病などの精神疾患と見分けるのが難しい場合もあり、記事で例として紹介されていた人は風邪と診断されたり精神科医に行っても異常とは判定されず、疲労を専門に見る病院でようやく判明したのだとか。
医師の間でもようやく認知度が高まってきた病気だとか・・・・
症状としては
・全身の倦怠感は急激に始まった
・十分に休息しても回復しない
・疲労感は現在行っている仕事や生活習慣のせいではない
・日常の生活活動が発病前に比べて5割以下になった。
・極度の疲労のために月に数日は社会生活や仕事が出来ない
というのが見られると慢性疲労症候群の可能性があるとか。
アメリカやカナダの医師らが昨年、実態を反映した筋痛性脳脊髄炎という病名への変更も提案しているという。
原因としては乳幼児の頃に多くの人が感染するBSウイルスが関係しているのでは?と。
インフルエンザなどの感染症やストレスなどで免疫力が下がるとBSウイルスが再び働き始め、これに対抗して免疫関連物質が多く作られ脳や自律神経などに悪影響を与えて症状を引き起こす。
治療法としては今は症状にあった投薬。
病気を確実に防ぐ方法はないが疲れを感じたらとにかく休む事。ストレスをため込みすぎない環境も必要。
現代病なんですかね・・・体と心が弱ったとき、かかる可能性がある・・・