熱性けいれん

今日の子供の様子。朝はいつもよりは起きるの早いな、と思ったぐらいで普通に元気で朝の時点では熱はなく、普通に保育園に預けました。そうして仕事でちょいと西東京方面に行ってる際に保育園から電話があり、39度の熱が出て、子供が痙攣起こしていて、救急車で運ばれた、という連絡がありました。

ええ！？朝、普通に元気だったし熱もないし、そういう連絡が来るとは想定外で凄い驚きました。私はすぐには行けず、嫁さんも仕事でどうしようと思いましたが、嫁さんがなんとか仕事を抜けられるという事で行ってもらいました。子供は救急車で病院に運ばれ、対応してもらったようでした。

熱があってもしかしたら連絡が来るかも？という状態で預けたならいざ知らず、普通の体調でまさかそういう連絡が来るとは思ってもいなかったので非常にびっくり、驚きました。

幸い、すぐに救急車読んでいただいて、病院で対応していただけたので大事には至らなかったようです。痙攣防止の座薬を入れてもらって、嫁さんが病院についた頃には子供は寝ていたそうです。
それまではなるべく早く来て下さい、と電話があったようで凄い泣き叫んでいたようです。

病院の診断としては熱性けいれん。乳幼児（6ヶ月～6歳頃）に38度以上の発熱に伴い、けいれんを起こす疾患で、発熱から24時間以内に15分未満のけいれんを1回起こし、けいれん後すみやかに意識が回復するものを単純型熱性けいれんと呼ばれており、日本人の乳幼児は10人に一人が起こすと言われているもののようです。その半数以上は生涯に1度しか起こしませんが1歳未満で発症したり、家族に熱傷けいれんの既往がある場合はより再発しやすい傾向にあるという。
また、それまで発達に問題ない子供は熱性けいれんによる発達などに問題を生ずるような後遺症は基本的に残さないと言われているという。

という事で熱性けいれんは頻度が高く、基本的の問題がない場合が多いのですが、発熱時の痙攣は髄膜炎や脳炎、脳症といった危険な疾患の初期症状の事があるので、その後の症状に注意が必要との事。

家庭で出来る応急措置は
・衣服をゆるめ（特に首回り）、仰向けに寝かせ、顔を横に向ける
・口の中に何も入れない
・発作の長さ（時間）と性状（左右差・目の向き）を観察する
・もとに戻るまで必ずそばに居る
との事。

更に
・初めての発作
・けいれんが5分以上続いている時
・けいれんは止まったがずっと意識がおかしい時
・体の一部の発作や、からだの左右に差があるような発作の時
はとっと救急車呼べ、と書いてあります。
というかこういう用紙が用意されているって事は普通に多いんだろうな・・・

病院での治療は痙攣予防の座薬を入れたようで、その後、家に帰ってきてから熱冷ましの座薬を入れたようです。

熱性けいれん予防の座薬はジアゼパム坐剤。37.5度前後の発熱に気付いたらただちに肛門に挿入してください、と書いてありますね。挿入して38度以上の熱が続く場合には8時間後にもう一度挿入してくださいと。更に発熱が持続しても2回目を撃った後はそれ以上、入れる必要はありません、効果は長時間持続しますと、書いてあります。

この薬を使うと一時的な眠気、ふらつぎが出現したり、時には興奮状態に陥りますが他には問題となるような副作用はないとの事。

ちゃんと発熱時、うまい具合に挿入出来れば痙攣は予防出来るそうです。

とりあえず今回は大事に至らなかったようで良かった・・・熱のせいで少々機嫌は斜めですが元気ではありますし食欲もあります。

少し前に
★お仕事忙しかったり子供が高熱出して痙攣したり（2012年09月20日 (木曜日)）
痙攣してんのよね。だから心配っちゃ心配。今日のも痙攣始まってから熱が上がっていった？的な話があったようだけど、朝の体温計のがうまく計測出来ていなかったのかそれとも痙攣怒ってから熱が上がったのか今となってはわかりませんが、気をつける必要ありますな。

今思えば前兆は出ていたのだろうか？子育て記録も兼ねてブログに書いたりTwitterに入力したりしているけど、土日でちょいと下痢気味、月曜日の朝は布団から外れていて凍えていて呼吸がなんかおかしいとも思えたのですぐに暖めて元に戻り、昨日の夜は終始不機嫌というか抱っこをねだりまくるし、いつもとは違うかな？というのもありました。でも早めに寝たし、今日の朝はいつもよりは早めに起きて元気だったのでまったく問題ないと思っていたのですがそれらが前兆だったのだろうか？

こういう記録をつけているとその部分を終えるのでわかりやすいね。今後は機嫌が悪くなったら一応体温計るとかそういう対策が必要になるかなと。

ネットの時代はそういうの調べられるのがいいね。病院で聞いた話だけではなく、それ以外の意見も見えるので安心・不安材料になるものの、様々な話が聞けます。
★熱性けいれん
★熱性けいれん - Wikipedia
★熱性痙攣
★熱性けいれん [赤ちゃんの病気対策] - gooベビー

どちらにしてもまだ熱はありますし、明日は保育園に行かず様子見です。

Posted by 封神龍（酒） at 2012年11月06日 23:12 | トらックバック | 【所属カテゴリ： 子育て1】【コメントについて】【トラッくバックについて】【RSS登録について】

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