今回の特集は、捨てる、という事。
「捨てる事」と「集中する事」で人生の満足度は高まる。マルチタスクよりかは一つの作業に集中した方が効率もいいとかなんとか。
何かを捨てるには当然ながら現状把握も必要でございまして、それは自分の強みや弱み、何がストレスになっているのか、どういう人間関係なのか、時間の使い方は?等々でございます。そりゃそうだ、何も分かってないのに何を捨てるも決められるわけがないわな。
経営学者のマーカス・バッキンガムは世界的に成功している個人や組織を広く研究した結果、わかったのは成功者は自分の得意分野に注力し、更に強くなっていくという事でした。人が最も仕事に集中しているんは日々、全力をつくし、効果的に貢献していると実感出来る時。強みを活かしていなければそんな働き方は出来ない。
あとは選択肢は多くない方がいい。人間、自信を持って選べる選択肢は5~9個らしい。それ以上だと選ぶのすら面倒に。そういう選択肢が絞られるような環境にしておけばいいんだよな。そうすれば選ぶことがストレスにならない。
不得意分野は他人に任せよう。自分の得意分野は4~5に搾り、エキスパートになる。それ以外の選択肢が必要だった場合はその分野に詳しい人に任せちゃおう、と。食にこだわりがなければレストラン選びはグルメな友人に任せ、文化・芸術にさして興味がなければ詳しい友人にゆだねる。
失敗しないコツ"選択上手"とは判断を委ねる相手やそのタイミングを間違えない人。
そのほか、学歴を捨てた人、自宅を捨てシェアハウスに住んでる人、固定概念を捨てるなどの話も面白かったです。
ネット休暇の話も面白かった。確かにネットに繋がれていない時間も必要だよな、と思いました。そういう部分を捨てるというのもぜひやりたいんだけどね。難しいね。仕事に直結してる部分もあるから。
フランスでの日本酒の話も面白かったな。
今号もお薦めです。