2013年10月11日の日経産業新聞の記事です。「稼げるヒーローに変身中 伊藤忠・石森プロ インドネシアで特撮番組 友情や愛、親子で夢中に」という記事がありました。
伊藤忠・石森プロがインドネシアで2013年6月末からテレビ放映を始めた特撮ヒーロー番組「BIMA Satria Garuda(ビマ・サトリア・ガルーダ)」の視聴率が絶好調だという。言うなればインドネシアの現地版仮面ライダーですな。
戦闘シーンなどはインドネシアメディアではマネ出来ない特撮技術や、石森プロの世界観を反映した原作は日本から持ち込み、撮影地や出演シャー、ストーリーはインドネシア側で固めたという。
日本・インドネシア合作番組。
人気はうなぎ登り。午前8時半から9時の平均視聴占有率は20%と全国放送11チャンネルの中ではダントツ。紹介されていたお子さんは放映される毎週日曜日の朝は1時間前に起きているという。というかあっちでも日曜日のあの時間に放映なのかw。ジャカルタ市内のショッピングモールで主人公のビマが怪人と闘う鳥型の剣の玩具を買ってもらいご機嫌に。このあたりも日本と変わらないのな。
玩具も売れまくりのようだ。
子供を釘付けにしていますが、大人のハートも掴む。子供を持つ20~30代半ばの父親は1990年代にインドネシアで放映された仮面ライダーブラックに夢中になった世代。懐かしさや仮面ライダーとは異なる国産ヒーローに夢中になっているという。
そして人気のもう一つの理由が教育。
格好いいだけではなく、物語中に友情や家族への愛も描いている。これまでインドネシアで教育的なメッセージも暗に伝える子供向け番組はなかったという。放映するRCTIを傘下に持つグローバルメディアコムの上級副社長のインタビューもありますがその中で自分は仮面ライダー等を見て育ってきた、日本のヒーローは単純な勧善懲悪では捉えられない独特な部分があり、変身出来る仮面ライダーは改造人間としての苦しみを抱えている。例えば米国のスーパーマンは完全無欠、人間らしい弱さがまったくなく逆につまらない。と話されています。
日本のコンテンツをそのまま輸入するのではなく(ヒーロー像や演出など)インドネシアに根ざしてローカライズした事が奏功している。第二弾を打つ際のヒントに、とまとめられています。