★SCEJA、プレイステーション20周年を記念し、様々なキャンペーンを実施 - GAME Watch
1994年12月3日、ソニーのゲーム機PlayStation(プレイステーション)は発売されました。当時の値段で39800円。スーパーファミコンが25000円だった事を考えると高いかもしれませんが対抗のセガサターンは44800円ぐらい。パナソニックの3DOなんてもっと高かったですよね、あの弁当箱みたいのが。
あの時は私もまだ高校生でした。プレイステーションというゲーム機が発売される前のゲーム雑誌の特集や、ソニーの出版社が出していた本の影響を受けて、これは素晴らしいゲーム機になる、と確信しておりました。
だからこそ、発売日にPS1を購入し、次世代ゲーム機を楽しんでおりましたし、これは凄いゲーム機になると思い、友達にもゲーム機を背負って良さをアピールしたものでした。若かったなぁ・・・・
そして忘れもしないFFがPSにやってくるの新聞記事。FF7の話ですが、結果的にはプレイステーション、セガサターン、PC-FXと三つどもえの次世代機戦争(PC-FXは早々に離脱しましたが)で勝利する要因となりました。
というかFF7の発表しなけりゃあの時の年末商戦はやばかったよな。サターンはバーチャファイター2とかデイトナUSAとかだっけか?があったのにPS陣営はリッジレーサーのなんかとスーパーロボット大戦ぐらいなもん。
サターンが品切れで売ってないからプレイステーションを買った、なんて話があったぐらい。
それがFF7の発表でもうとんでもない事に。
そして鉄拳、バイオハザードの発売でだんだんとPS陣営が息を吹き返し、スクウェアの参入でトドメとなりました。
当時、私がプレイステーションに惹かれていたのは3D性能、CD-ROMの読み込みを感じさせない能力、メモリーカード等でした。当時はスーパーファミコンのバッテリーバックアップが当たり前でしたので、セーブしたデータと持ち歩けるとか友達と対戦出来るとかは凄い刺激的なものでした。
結果的ではありますが当時は最先端・・・とはいえないでしょうがGTE(ジオメトリエンジン)による最大36万ポリゴン/秒の3D処理能力、半透明機能とか、あとはモーションJPEG展開エンジン搭載による高画質動画再生対応という事でまあ他の次世代機の良い所を全部もってたけですな。3Dはサターンより上、動画再生はPC-FXに匹敵、なおかつその動画を3Dと組み合わせて使えるとか。
結果的にはですが私の予感はあたり、プレイステーションはセガサターン、PC-FX、任天堂64等との競争を勝ち抜き、コンシューマーゲーム機でナンバーワンの地位を得るのでした。
矛盾するかも知れないけど、任天堂の牙城を崩す事が出来るものなんて何もない、と思ってたのよね。
今で言う、Windowsが苦境に立たされるなんて、みたいな感じ?
そうか・・・・あの時からもうそんなになるのか・・・・