★モリタHD、ごみ収集車 投入口低く 新モデル開発 高齢化・人員不足、作業負担を軽減
└2016/9/20 2:30 日経産業新聞
★ごみ収集車、全面刷新 モリタ約20年ぶり :日本経済新聞
モリタエコノスがいわゆるパッカー車の新モデルを発売したようです。
「ごみの容量は5%増えたが、投入口の高さは業界最低を維持した。発光ダイオード(LED)による「作業中」の表示やテールランプは投入口の上に付けて視認性を高めた。高齢化や人員不足が進む作業員の負担軽減や安全性向上を売り物に、廃棄物処理業者らに訴求する。年300台の販売を目指す。」
「ごみを圧縮しながら運搬するプレス式ごみ収集車「プレスマスター」を約20年ぶりに全面刷新する。2トン車を使った小型タイプを12月に発売する。価格は910万円。来年春には3.5トン車、4トン車タイプも発売する予定だ。
ごみを入れる容量は、従来モデル比5%増の4.3立方メートル(いわゆる立米ね?)と改良した。また、生ごみから出る汚水をためるタンクは、従来通り投入口の下部に設置する。ただ、タンクの地面からの距離は2センチ高い31センチに引き上げ、ごみ処理場で停車する際に車体が車止めに当たらないように配慮した。
一方、投入口の高さは70センチと業界最低水準を保った。他社の同クラスの製品よりも3センチ低い。」
あれ、投入口が高いと重いものとか投入、厳しいよね。最近はこの投入口の高さ、どちらかといえばシャーシ側の問題(昔に比べてDPDもといDPFやら尿素タンクやらその他その他で搭載物増えて・・・・)でどんどん高くなっていた気がしますがどうにかして低いままに出来りゃ、現場はいいですな。
「行政によるごみ処理の予算は縮減している。環境省の「日本の廃棄物処理」によると、2014年度に2兆1683億円と、ピークだった01年度の7割」
随分下がってるな・・・・・・これってどういう事?ごみ分別の種類が多くなったり、有料化で実際に動く人間と車は多くなってるはずなんだけど、公営の時よりかはそれでも外部委託した方が安いって事?安くできているって事?
「全国のごみ収集量に対する割合は直営が23%と10年前に比べて10ポイント減った。一方で外部委託は8ポイント増の49%だった。」
外部委託増えるでしょうね。
「予算が限られる中で、業者は、トラック運転手などの経験のある高齢者を雇用し、人数を減らして業務に当たらせている。」
=事故、怪我が増えそうやな・・・・・トラック運転手の求人倍率はえげつない事になってるし、うまく従業員の現状維持+新規採用がうまくいかなければついていけない業者出てきそう。
「そのうちごみ収集車を中心とする環境事業が1%増の100億円の見通し。国内のごみ収集車市場はここ数年は年4500台前後が続くとされる。同社の現在の業界シェア約15%を、3年後に30%まで伸ばす目標」
ごみ収集車(特装車)、作ってんのモリタと新明和(+旧富士重工)、極東な感じやったっけ?
メモでした。
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★150808ニュースチェック()2015年08月08日 (土曜日)
「投入口の高さはクラス最低の69センチメートル以下とこれまでよりも4~5センチメートル下げたほか、車両の全高も217.5センチメートルとクラスで最も低くした」
★福山潤さんが歌う「ゴミ収集車の唄~私の四畳半ライブ」購入(2014年11月03日 (月曜日))
★ゴミ収集車の唄~私の四畳半ライブ - 浪漫的世界31