Intel Mac(x86)のmacOS 12のVirtualBOX(仮想環境)でLinux(CentOS 7)のインストールからサーバー環境構築: YUU MEDIA TOWN@Blog

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2022年11月08日 (火曜日)

Intel Mac(x86)のmacOS 12のVirtualBOX(仮想環境)でLinux(CentOS 7)のインストールからサーバー環境構築

先程までの設定でIntel Mac(x86)のmacOS 12にVirtualBOXをインストール、設定し、今度はLinux OSをインストールできる環境が整いました。

で、基本的にはWebサーバーをメインとした環境構築を考えており、さてはてどのLinuxのdistribution(ディストリビューション)を選ぼうか。有名なのはRed Hatですが個人では無料で使えるのもあるようですけども、登録とかは面倒だし、もう少し手軽なのがいい。
でCentOSなのですが従来のRed Hatクローンとは別の流れ、CentOS Streamなんて方向に動いてしまって、これならFedoraとあんま変んないじゃんなんて個人的な印象を持っています。
ひとまず少し古いですが本も持っているし、セキュリティアップデート等のOS保守のサポート期間は2024年6月30日まであるようなのでCentOS 7を導入する事にしました。
テストしようとしているプログラムやアプリもちょいと古いのもあり(それを最新版に移行するテストですので・・・)、まあこのぐらいのがいいかな?と。

という事で
CentOS Download
こちらの
x86_64
をクリックするとミラーサーバーへのリンクが表示されますので適当な所へ。
欲しいのはISOファイルですので
CentOS-7-x86_64-DVD-2009.iso
というのをダウンロード(CentOS-7-x86_64-DVD-2207-02.iso、というのもありましたが一番主要っぽい末尾2009のをダウンロードしました)。他にEverythingとかLiveとか名前付いてる奴ありますが
CentOS7で利用できるインストールメディアの種類と用途を理解する。 | 4thsight.xyz
それぞれ追加機能やらUSB起動やらいろいろ分けられているようだ。今回の用途では上記でダウンロードしたのが正解みたい。

VirtualBOXを起動し、ISOファイルを指定した仮想マシンを立ち上げます。
CentOS 7インストーラー起動画面
インストーラーが起動しますのでそのまま画面の推移通りに。

CentOS 7へようこそ、言語選択
CentOS 7へようこそ、で言語選択になりますので日本語を選択しまして。

あとはインストールの単位、GUIとかファイルサーバーとかWebサーバーとか選択しがあるのですが今回も
できるPRO CentOS 7サーバー できるPROシリーズ(7.2(1511)対応) Kindle版購入して読んだ(2017年05月14日 (日曜日))
を参考とするので標準で選ばれている「最小構成」でインストールします。

あとはネットワーク設定、標準でOFFになっていますのでOnにして
ネットワークとホスト名
IPアドレスは自動取得(DHCP)ではなく固定IPを設定します。

それから次へとすすみます。rootユーザーのパスワードを設定し、ついでにメインユーザー(管理者権限あり)を作成。

インストール完了を待ちます。

インストールが完了し、GUIは立ち上がらないのでコンソールでログイン画面になりました。

rootではなく作成したメインユーザーでログイン。普通に出来ました。

さて、今日はどこまでやるか。とりあえずは前と同じようにいきますので
SELINUX=disabled
SELinuxの機能をOFFにします。出来りゃ、OFFにしない方がいいんですがね・・・・まあテスト環境ですので。

その後は現時点で入っているソフトウェアを最新版にします。
sudo yum update

インストール 1 パッケージ
更新 113 パッケージ
総ダウンロード容量: 253 M
ってとこでしょうか。

次にWeb関係。Webサーバーやperl、PHPが入っていないのでインストールします。最小構成でもPythonは入ってるんね。

まずはWebサーバーのApache。
sudo yum install httpd httpd-manual
とします。

インストールされたら起動。
sudo systemctl start httpd.service
あと今後はOSが立ち上がったら自動で起動するように
sudo systemctl enable httpd.service
も実行しておきます。

これで他のPCのWebブラウザでIPアドレス打てばApache(アパッチ)の基本的なページが表示されるがアクセスできない・・・・・そうそう。最小構成でもファイアーウォールは動いているようで許可されているサービスを
sudo firewall-cmd --list-services
もしくは
sudo firewall-cmd --list-all
で確認。
dhcpv6-client ssh
とこの二つしか許可されてません。というかSSH、標準で許可になってたのでWindowsPCからSSHでログイン。初期設定なのでIDとパスワードでリモートログイン出来ました。

話はそれましたがという事でWebへアクセスできるようにファイアーウォールにhttp許可の設定。
sudo firewall-cmd --add-service http --permanent
これで他のPCからWebにアクセスできるようになりました。最初、--permanentを忘れてて再起動したらアクセスできなくて焦りました。

次にPerlも入れちゃいましょう。
sudo yum install perl perl-CGI

インストール 2 パッケージ (+27 個の依存関係のパッケージ)
総ダウンロード容量: 12 M
インストール容量: 37 M
な感じ。
This is perl 5, version 16, subversion 3 (v5.16.3) built for x86_64-linux-thread-multi
です。
レンタルサーバーでよくやるパスにシンボリック貼っときましょ。

お次にPHP。
sudo yum install php php-mbstring php-mysql mariadb-server
という事でPHPと一緒にMySQL的なmariadbも入れちゃいましょ。
PHP 5.4.16 (cli) (built: Apr 1 2020 04:07:17)
Copyright (c) 1997-2013 The PHP Group
Zend Engine v2.4.0, Copyright (c) 1998-2013 Zend Technologies
という感じ。

apacheの設定は.cgiとか文字コードのコメントアウトとか各ユーザーのpublic_htmlがWebサイト公開に使えるようにの設定等。

PHPは特にhttpd.confに記述は設定変更なければ必要ないようなのでさっそくapacheを再起動してphpinfoファイルを作成し、それにアクセスするとちゃんと表示されました。

あとはWindowsファイル共有ですね。
sudo yum install samba
でインストールしまして。

samba.confはワークグループ名を少し変えたぐらいかな?
sudo pdbedit -a ユーザー名(Linuxの方に存在するユーザー名)
でWindowsファイル共有を利用するユーザー作成、パスワード設定。

あとはsamba起動して再起動かかっても
sudo systemctl enable smb.service
で自動起動するようにしてファイアーウォールも
sudo firewall-cmd --add-service samba --permanent
でSMBにアクセス出来るようにして。

Windows 10、macOS 12からでもファイル共有領域にアクセス出来ました。

今日はこの辺ぐらいまでかな。

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Posted by 封神龍(酒) at 2022年11月08日 14:17 | 【所属カテゴリ: Linux, Mac3, Web/Webアプリ2】【コメントについて】【トラッくバックについて】【RSS登録についてRSS登録

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