何かのきっかけで2023年8月26日に購入していた 林智裕 (著)
★「正しさ」の商人 情報災害を広める風評加害者は誰か Kindle版
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「事実に基づかない「不安と怒り」が社会を扇動する。デマ、フェイクニュース、流言蜚語。利益を享受するために「まがいものの正しさ」を撒き散らす奴らの正体とは――。を読み終わりました。
「3.11後の福島」で被災と「風評」の地獄を見た著者が生々しい実体験と共にこの国に蔓延する「正しさ」の嘘を斬る。
東電原発事故
トリチウム処理水
新型コロナウイルス
HPVワクチン...
恐ろしいのは危機の本体だけではない。
不安と怒りを煽る「情報」が巻き起こす「情報災害」
そしてそれを広げていく「風評加害」だ。」
本を書いた方は福島の方。そういや
★【お気持ちヤクザや風評加害者への鬱憤爆発?】「「エビデンス」がないと駄目ですか? 数値がすくい取れない真理とは」という朝日新聞記事へ反発続々【post-truth(ポスト - トゥルース)】(2023年11月 2日(木曜日) )
のエントリ書いた時に
★処理水問題の経験から社会に組み込むべき「風評加害」への免疫とリテラシー - NPO法人 国際環境経済研究所|International Environment and Economy Institute
著者の方のこちらの記事にもリンク張っていましたね。
SNSなどでの反響を観察すると、記事で最も注目を集めた箇所は「『風評を一番ばらまいているのは、マスコミじゃん』。取材をすすめる中、複数の関係者に掛けられた言葉だった」という記述だった。「風評加害者」の正体は「一般消費者の素朴な不安」などではないということに、世論の多数はとっくに気がついていたのである。P145
福島に対する風評は、政権攻撃の材料にするために拡大・温存されていた。「風評加害」の中心の一角を担うのが「反権力」を是としてリベラルを自称する人達とその支持者達ばかりであったことも、彼らが「科学的根拠に基づいた正しい情報を」頑なに受け容れずに背を向けている理由も、いずれも平仄が合う話だ。
風評加害者はまあほぼこれなんだけど、多分情報ばらまいている政治的な団体や人も実は科学的には政府や科学者が言ってる事が、正しいんだけど支持者向けにはこれ(風評加害向け情報)がうける、と思って加害してると思うのですよね・・・・・
どちらにしてもほぼ支持率ない小さな規模の集団がこれほどの呪いを広められるのだから効果はあるって事なのだろうけども。
だからこそ風評加害に対しては行政も含め、率先して対応する必要、あるよね。ただ彼らは嫌がらせの天才。そこを含めても対策考えないと。
あと本筋には関係ないんだけど福島の一部の人、トウモロコシの事を「とうみぎ」というのか。あれ?北海道のトウキビもこの辺から来てんの?
『「正しさ」の商人』林智裕著
— たられば (@tarareba722) August 6, 2023
WebとSNSが普及した現代の「情報災害」について、非常に勉強になりました。本書の中心テーマは東電原発事故と福島への「風評加害」ですが、SNSにおけるmRNAワクチンやロシアによるウクライナ侵略戦争関連情報でも大変参考になる内容でした。https://t.co/YDFmLpgxPa
福島のALPS処理水放出に関して、「なぜ科学的に安全だと分かっているのに、危険だと言う人がいるんだろう」という疑問を持たれた方は、『「正しさ」の商人』林智裕著をお薦めします。自分の情緒的で感情的な「正しさ」を守るために、正誤的な「正しさ」を乗っ取ろうとすることへの分析が記された名著で...
— たられば (@tarareba722) August 22, 2023
こちらの本を買う事になったきっかけ、このあたりのツイートだったべか?
この本、お薦めです。