去年中旬頃から
★http://www.yuumediatown.com/
★http://www.zoidstown.com/
のサーバー移転を検討してきました。
そして去年秋頃、使用していたレンタルサーバーの@YMCの該当サービスの終了のお知らせが届き、より本格的に移行検討作業を開始しました。
まずは移行先のサーバーです。@YMCからは
★専用サーバー | サービス | レンタルサーバーのWADAX
を移行先として案内されておりました。WADAX 専用サーバー契約時の初期費用(設定費用+月額×3カ月)も負担いただけるとの事。
しかし以前はWeb関係の業務やテスト等により専用サーバーやVPSサーバーを必要としておりましたが、今となってはメインはサーバー保守やWeb関係ではなく、この手の自由にカスタマイズ出来る環境は必要なくなってきている事、あとはテストや技術検証(やばい奴は本番サーバーで出来ませんが)はローカルのLinuxサーバー環境
★macOS Monterey Ver 12.6.1(Mac mini(2014))で仮想環境(バーチャルボックス)でLinux(CentOS 7)サーバー環境作ってみた(2022年11月08日 (火曜日))
★Intel Mac(x86)のmacOS 12のVirtualBOX(仮想環境)でLinux(CentOS 7)のインストールからサーバー環境構築(2022年11月08日 (火曜日))
でやればいい事などから(この環境も今回の移転の為+αの検証の為に構築したものですが)、ひとまず個人サイトに関してはレンタルサーバー運用に切り替える事にしました。
移設先のレンタルサーバー検討で候補は同じGMO系列の
★レンタルサーバー 料金 | レンタルサーバーはGMOクラウドのiCLUSTA+
そして私が他でも使用している
★さくらのレンタルサーバ | 高速・安定WordPressなら!無料2週間お試し
です。たださくらインターネットのレンタルサーバーの場合
★ドメイン毎のメールアドレスは作成できますか? - よくあるご質問 - さくらのサポート情報
「「abc@example.com」でメールアドレスを利用したい場合は、メールアドレスの作成時に「abc」という名称でアドレスを作成し、さくらのレンタルサーバ内で追加されている全てのドメインでメールアドレスとして利用できる反面、そのサーバー内のドメインを区別いたしません。ご契約されているプランが「ビジネス」「ビジネス プロ」「マネージド」であれば、以下サポートページの手順にて、作成したユーザ名とは別でドメイン名まで含めたメールアドレスの名称を定義できるため、ドメイン毎のメールアドレスの運用が可能です。
▼メールアドレスを作成・変更・削除したい(個別ドメイン受信)https://help.sakura.ad.jp/mail/2107/?article_page=2#heading-2」
という事で
「サーバーに設定されたドメインが 「example.sakura.ne.jp」「example.jp」「example.com」で、
メールアカウント「abc」を追加した場合
以下3種類のメールアドレスが利用可能です。
abc@example.sakura.ne.jp
abc@example.jp
abc@example.com
これらのメールアドレスは、メール受信時に全て「abc」のメールボックスに受信されます。
この時、「abc@example.jp」「abc@example.com」をそれぞれ別メールアドレスとしてメール設定をしても、受信したメールが保存されているディレクトリは同じ「abc」なので、いずれのメール設定においても両方のメールアドレスに宛てたメールを受信してしまいます。」
という事です。例えば今回
infoあっとまーくyuumediatown.com
infoあっとまーくzoidstown.com
*スパム対策向けに@をあっとまーく表記にしています。
というメールアドレスを作りたいのですが、さくらインターネットの「ビジネス」「ビジネス プロ」「マネージド」以外のプランの場合、上記二つのメールアドレスは同一アカウントとなり、分ける事が出来ません。infoのアカウント作成すると両ドメインのinfoのメール、受信してアカウント分けられないんですよね。
それもありマルチドメインでお安く使うには他のレンタルサーバーを検討しておりました。結果的にはさくらのビジネス使っても良かった気がしますが他のサービスも含めいろいろ検討した結果はmixhostとなりました。
★リンク集更新というか整理【2023/07/20】レンタルサーバーのmixhost追加、その他削除(2023年07月20日 (木曜日))
mixhost
【広告 アフィリエイトリンク】
他の案件でたまたまmixhostを扱うのがあり、お客さんに直接このコントロールパネル群を使っていただくのはちょいとクセがあるかも?とは思いつつもある程度わかっている人であればこれはこれで使いやすい、そしてメールアドレスもそれぞれドメイン事に作成できるし、なおかつ自分が管理しつつ他の案件のWebサイト運用においてであればこれはいいのではないかと、思ったのもあります。
そして調べているうちに
★mixhost ヘルプ&サポート サーバー仕様 サーバー構成 サーバーのOSについて
で
★CloudLinuxとは?CentOSとの違いも交えてご紹介 - Rainbow Engine
CloudLinux+cPanel(コントロールパネル)を使用した環境だという事。
「CloudLinuxでは「CageFS」と呼ばれる技術を用いて、各顧客(ユーザー)のファイルシステムを完全に分割しているため、他ユーザのファイル等を見る事は出来ないようになっています。このため、あるユーザのLVEが攻撃されても、他ユーザには影響が出ない作りになっています。各顧客(ユーザ)毎に「軽量仮想環境(Lightweight Virtual Environment)」と呼ばれる独立したリソース(CPU、メモリ、ディスクなど)を持った環境に分割し、共有サーバというよりはVPSのように使えます(この技術はVPSで使用するものと似ている)。」
共有サーバーながら限りなくVPSには近いようですな。
実際運用してみてわかった部分もあるのですが(一部はサポートサイトに書いてあります)
@YMCと環境の違いとしては
FTPソフトでFTP接続すると@YMCの場合一つのフォルダに数万の数あっても全部表示されるのですが
mixhostの場合
10000の制限がかかってるようです(表示されないだけでファイルはちゃんと存在します。Linuxの1フォルダ(ディレクトリ)内ファイル数は数万程度では全然問題はないはず・・・リスト表示とか以外は)。とりあえずこの2万以上のファイルはアップロード出来ましたが一覧表示は9999まで。で、それ以上のファイルを確認するにはWebブラウザのコントロールパネルのファイルマネージャーで表示は出来ますので、まあFTPのソフトだけでどうにかしたいなら問題かもしれませんが、ファイルマネージャーでどうにか出来ます。
というか前の1フォルダに数万のファイルという運用が間違ってますな・・・・・今後はこれらのフォルダは特にいじる事はほぼないので新システムではこういう作りにはなりません。
★.htaccessでアクセス元をドメインで制御する事はできますか? - mixhost ヘルプ&サポート
「大変恐れ入りますが、こちらはLiteSpeedの仕様上、ドメインでの指定は不可能となっております。」
.htaccessでのアクセス制限がドメインで出来ない・・・・マジか・・・・しかもLiteSpeedの仕様上でなのか・・・これについてはちょいと回避策を考えて対応中。
等がありました。
しかしバックアップは JetBackup 5により自動、コントロールパネルからアクセスできる管理画面でファイル復旧も容易、ファイル復帰も用意、MySQLデータベース他、設定が楽、その他その他。
YMCのサービスがほぼ2006年頃からのベースなので利便性は飛躍的に向上しました。バックアップ自動なのでローカルにも念のため、バックアップ取ってるのですが数ヶ月に一度にしてもよさそう。
メールはSPF及びDKIMに対応していそうですな、テストメールで確認しました。これがあればスパム扱いされにくくなる?
Webメールは以前に
★さくらのレンタルサーバ スタンダードでオープンソースWebメールソフト「Roundcube」をインストールした時のメモ(2023年06月04日 (日曜日))
さくらインターネットのレンタルサーバーに導入してみたRoundcube(ラウンドキューブ)が標準で入っております。少し前まではHordeというWebメーラーと両方使えたのですが最近コントロールパネルにアクセスすると
「The Horde webmail application has been removed in cPanel & WHM version 108. All Horde email, contacts, and calendars will be automatically migrated to Roundcube. For more information, read our cPanel Deprecation Plan documentation. 」
「すべての Horde メール、連絡先、カレンダーは自動的に Roundcube に移行」という事でRoundcubeに統合されたようです。まあRoundcubeが使えれば問題ないね。
転送量、前サーバーの情報から月間約100GB程度を想定していましたが8月中旬、14日頃から使い始めて8月末までですでに100GBオーバー・・・あれ?
あと申し込んで設定初めてからわかったんだけど最初から外部のサービスで取得したドメインで申込み(所有するドメインを使用する)すると、初期ドメインは割り当てられないのね・・・・・「新規ドメインを取得」とか「他社管理ドメインを移管」なら割り当てられるのかな?
例えばさくらインターネットとかだと
xxxxxxxx.sakura.ne.jpみたいな初期ドメインが与えられ、ようはDNS切り変える前からサイトの確認が出来るのですが、それがないので旧サーバーと新サーバー、パソコンのDNSを切り変えて旧サーバーと新サーバ-の動作確認をする必要がありました。
今回は
★CentOS 7.9にDNSサーバーのCoreDNSをDocker Composeでインストール、設定してみた(2023年06月11日 (日曜日))
こちらのDNSを使うと新サーバーを参照するように設定し、DNSの切替は上記エントリに書いてあるバッチファイルでスムーズにできるようにしました。というか最終的には切替も面倒になり旧HPノートは新サーバーにアクセスするDNSに設定し新HPノートからリモートデスクトップで画面切り変えて確認作業等をおこなっていました。
という事で検討段階から移行した運用時の話など、今後書いていきたいと思います。
関連
★レンタルサーバー mixhost(ミックスホスト)にMovable Type 7をインストール(2023年10月11日(水曜日))