本日日経朝刊に「先端技術 元素が拓く」というところで白金(プラチナ)についての記事がありました。指輪とか宝飾品としての需要は全体の3割で残りは別の物質の性質を引き出したり反応を促す性質をもっていて「産業の黒子役」として応用分野が広がっているという。
ハードディスクの磁気記録材料や燃料電池、汚れを分解する光触媒など様々なものに使われていると。そういや
★白金ナノコロイド(プラチナナノコロイド)
も白金を使ったものでしたな。
6割は自動車の排ガス浄化触媒として使われているみたいで他にも液晶やプラズマパネルのガラスを溶かすルツボにも使われているという。
融点が高く腐食しにくい性質を利用して本当に様々なところで使われているんですね。
問題は高いと、1グラムあたり4000円強で金の2倍だそうです。なので各社ともに代替材料や使用量抑制の研究を進めているものの、有望な代替材料がない現在では存在感を発揮しつづけそうだ、と。