幻の和製iPodプランというか記憶媒体を内蔵する携帯音楽プレイヤーと音楽を配信するビジネス案。1997年秋、アップルに復帰したてのスティーブ・ジョブズに面会してこのビジネス案を披露したのが三洋電機オーディオ部門トップの黒崎正彦氏であったという。ブランド力に優れるアップルと提携しハリウッドに強いジョブズを巻き込む事が出来れば大手音楽会社への影響力も期待出来た。
しかし・・・
構想はあっけなく頓挫。「音楽?コンテンツ?あきまへん」「これからは情報システムでっせ」と当時の三洋会長に言われ「なにわ版iPod」構想はお蔵入り。その後のアップルと三洋を比べれば結果はご存じの通りで・・・
すげぇ勿体ないな・・・どんな会社でも会社を束ねる人材の能力以上の規模にはならぬと聴くけど現場が提案してもトップが理解出来なければ幻に終わる。時代を先読みできたり好奇心があって少しやってみいや、と言うようなところであればこんな事にはならなかっただろうに。
好奇心(もしくは探求心)、というキーワードが最近非常に重要に感じられる今日この頃でありました。
風のクリスタルだっけ?by FF5
そんな記事が本日の日経朝刊にあったのでメモでした。
関連
★エコノミー、マーケティング、そして IT
日本のイノベーションをツブしているのは誰だ?(CNET)