経済対策7.2兆円 成長率上げ0.3ポイント止まりだが失業急増は回避: YUU MEDIA TOWN@Blog

封神龍(酒)の日記です、気になるニュースなどもチェック!ゾイド(ZOIDS)とかMacとかUNIXとかwindowsとかアニメ・漫画とかゲームとか雑記とか備忘録とか北海道とかお酒とか。検索エンジン経由来訪でお探しのキーワード関連記事が見つからない方はこちら祝!HP爆誕25周年!!

2009年12月09日 (水曜日)

経済対策7.2兆円 成長率上げ0.3ポイント止まりだが失業急増は回避

本日日経朝刊に「経済対策7.2兆円 成長率上げ0.3ポイント止まりだが失業急増は回避 雇用創出には力不足」という記事がありました。先日決まった鳩山政権第二次補正予算の日経の論評的な感じですかね?

リーマンショック以降、35兆円もの需要不足があると報じられておりますがそれを穴埋めするには厳しいし何より今後の展望が見えないと。中途半端だろ、という感じみたいですね。金額を抑えようとしていたみたですが前麻生政権が4月にまとめた15兆円規模の「経済危機対策(第一次補正予算)」の半分に膨らみだからといって失業率急増は抑えられたものの成長戦略が見えない状態という事で。

現政権が一次補正予算を一部凍結した影響で成長率が0.2ポイント下がったと試算しており、今回の二次補正で0.3ポイント上がると試算していますが差し引き0.1しか上がってないじゃん、と。

結局、正味の規模としては1兆円ぐらいしかないのではという事が書かれていました。

エコノミストの見方としては「環境分野の研究促進は景気押し上げ効果も」、「財政健全化の道筋を示すべき」「円高に対する財務省の危機感が足りなかった」「規制改革が盛り込まれたことに関しては評価」、「円高阻止は日銀だのみの構図」などの声がありました。

日経一面では二酸化炭素25%削減に関しても道筋というかロードマップが見えない、とされていました。具体的に何をやるのかというのがなくて例えば前政権だと太陽光発電を2005年比で20倍にするという目標を掲げていた。
もし25%削減を実現するとなるとこの太陽光mo40倍にして排出量を3%減らすなどしないと追いつかない。

アメリカのオバマ大統領はグリーンニューディールという事で「再生可能エネルギーに10年で1000億ドル(2009/12/09現在だと日本円で8.83兆円)投資し、500万人の雇用を創出」「自動車燃費基準を毎年5%工場」「再生可能エネルギーが全電力に占める比率を2012年に10%、2025年に25%に」というのがあり実現するかどうかはともかく具体的でわかりやすい。
日本にはこれがない。

「削減目標25%」中国が批判、EUも応酬(読売)
中国にも25%削減は「実現不可能な条件であり、何も約束していないに等しい」と酷評される始末。

まだ3ヶ月ぐらいかもしれないけど何かやったっけ?というのが現政権の評価かな。一部の事業仕分けとかは評価しますけど。


Posted by 封神龍(酒) at 2009年12月09日 14:00 | トらックバック | 【所属カテゴリ: ビジネス4】【コメントについて】【トラッくバックについて】【RSS登録についてRSS登録

--



--


トらックバック
(コメント・トラックバック共に受け付けてもすぐには公開されません、管理者が確認後の公開になります。)
このエントリーのトらックバックURL:

08bの所をspamblockbに変えてくださいね。なお、言及リンクがなかったりトラックバックを受け付けていないページからのトラックバックは削除及び受付拒否する場合がございます。

--