12月7日の日経夕刊に「住宅、買うか借りるか」という記事がありました。住宅の購入派と賃貸派の話があり購入派はやはり自分の家だからこそ愛着も感じるし丁寧に手入れする意欲がわく、賃貸派は今は収入が少なく将来も上がるかわからないし長期の住宅ローンを抱えるのは怖い上に固定資産税などの負担もお重いと。
超低金利に加え住宅購入資金の贈与税の非課税枠が拡大するなど購入しやすい環境は整ったものの、住宅は資産にならないと考え買わない選択をする人も目立つ。若者は賃貸派3割。
賃貸派はこれから住宅購入を考える若い世代程多く、30代以下では29%が「賃貸の方が合理的」と答えています。これは住宅販売会社には厳しいデータのような気がします。
購入派の場合、最初に多額のお金が必要だがローン完済後の支出は減ります。賃貸派は若い家は支出は少ないが老後も家賃を払い続けなければならないわけで平均寿命まで同じような広さの家に住んだ場合は購入派と賃貸派の支払い総額は大して変わらないという。
賃貸派、老後も賃貸に住み続けるとして家賃が安い所に引っ越すのも手ですが「賃貸住宅の家賃は古くなっても販売価格ほどには下がらない(16~17年で下限を迎えるみたい)」という事で「特に大都市圏で交通網が充実し、買い物や通院に便利な場所では、古い物件でも家賃は下がらない」。
若い家はお金をためておいて退職時に購入しちゃうという手も。こちらの方が安心は気はしますね。
私の場合はずっと今の地域に居るとは限らないしなかなか買うという感じにはなりにくいですな。
今日の日経産業でも住宅購入アンケートに対して「買い時ではない」が62.1%となっており、5月より2.1ポイント増加、となっております。