本日日経朝刊の記事です。ここ数日、各地方の特集でしたが今日は北海道の特集でした。まずは一つ目、「顧客の視点を生かせ」というタイトルで小樽商科大 近藤教授のお話がありました。
自然豊かで新鮮な食材が豊富な事もあり、道内ではそのまま提供する傾向があり、付加価値率が低いと言われています。その通りではあるが今から付加価値をつけようと京料理のマネをしてもかなうわけがない。新鮮な食材が手に入らないからこそ、京都は何百年もかけて巧みな味を創造した。
なので北海道は素材をうまくいかした付加価値向上策をとるべき。長所を生かすためには
・顧客
・利用者
・住民
の目線にたって知恵を絞る必要がある。食材や石炭が豊富だったため、長くサプライサイド(供給者)の視点だけで政策決定し物事を決めてきたきらいがある。
北海道神宮、初詣に出かけたらかき入れ時なのに午後6時とか7時で閉まってしまう。マーケティング力を磨く必要があるがこれはサッポロバレーのIT業界からファッション業界まで共通の課題だという。高い技術力や質の良いコンテンツを持っていながらアピール力や意欲がない。
道内は所得水準が高いとはいえないのでそういった客層向けサービスでアークスとかニトリとか発展してんでこれらの低所得者向けサービスは全国でも通用するだろう、と。
次の記事で涼しさと電力は企業誘致に強み、と。冷涼さや電力供給の不安のなさを武器に北海道に個人や民間企業を呼び寄せようという動きが活発化しています。札幌市中心部で東日本大震災後に5000万円から6000万円の高級マンションがばたばたと売れた。震災を気にセカンドハウスとしての購入に関東の富裕層が踏み切ったのでは?と。夏場の涼しさも購入の決めてになっているようで夏にクーラーを使う頻度が低い為、電力消費のピークは夏ではなく暖房で使う冬。なので夏は特に節電を気にする必要がない。
福島第一原発事故後、北海道電力は他の電力会社に先駆けて原発の営業運転に踏み切り、当面の電力供給に不安がない上、2021年度をメドに出力50万キロワット級のCNG火力発電所を稼働させる計画もあります。
風力やバイオマス発電への期待もあります。
データセンターの誘致も進む。NECも道内4箇所目のデータセンターを設けます。さくらインターネットも石狩でデータセンター稼働しますね。
食材輸出に関しては「安全」前面に好調なようです。原発事故の風評的な影響は多少あったものの、安全とか特に影響ないとわかると枝豆などは出荷が再開されました。衛星基準でHACCP基準をクリアしている所もあり、海外から安心して受け入れられる生産体制が整っている、と。
観光客も回復しているそうな。LCC増強の動きもある。
自然災害が少なく、中枢機能分散重要な受け皿、という紹介もありました。
北海道の災害が如何に少ないかを示す統計がある。
・豪雨、地震で河川、港湾、農地が決壊・壊滅した場合の国からの災害復旧費補助。
└2008年までの過去10年では北海道への補助件数他のおよそ7分の1、補助額も半分以下。
>北海道を遅う台風や地震が少ない、特に石狩地方の災害の少なさが目立つ
国家の中枢機能、北海道が有力な受け皿になるという見方もある。
まあ札幌から千歳、苫小牧にかけて断層あるみたいだし、札幌市内だけでいえば
★週刊 ダイヤモンド 2011年 5/14号「震災に強い街」(2011年05月09日 (月曜日))
月寒断層ってのもあるようですから大きな地震が起きない、わけではなさそうです。
ただ今までは災害が少なく安定してたという事で注目されていると。
この前、水害が起きそうにはなったけどな。
★北海道で激しい雨・・・昭和56年を思い出させるな・・・・(2011年09月06日 (火曜日))
幸い、札幌での被害はそこまで出ませんでしたけど。
新千歳空港の話も。新しくなった新千歳空港ターミナルの影響で連休などは空港の駐車場が満杯になるほどの盛況。オランダのスキポール空港を見てハブ空港として魅力的にする事が利用増に繋げる事だという北海道空港社長のお話も。
新千歳空港の潜在能力は高いと指摘されており、新千歳-羽田間は2006年に世界で初めて年間乗降客数が1000万人を突破し、提供座席数も世界一。
★年間乗降客数世界一の単一航空路線を擁する「光」のまち(2006年03月24日 (金曜日))
新千歳と北米、欧州、アジア、オセアニアを結ぶ国際路線を誘致しようという動きも北海道警財界を中心にそういう動きも出ているという。
★大前氏「日本のハブ空港として理想的なのは羽田でなく千歳」(2010年11月23日 (火曜日))
欠航率とかも羽田や成田と大してかわらんし立地的によろしいわけで。
これでロシア経由の欧州行き線路をサハリンから繋げられれば最強だな。
★サハリン経由で欧州へ鉄道接続(2011年10月27日 (木曜日))
飯島プランが実現されればだけど。