2011年12月18日の日経朝刊 「日曜に考える」の記事です。「イノベーション 成功の法則4」という記事でニトリを紹介しています。
似鳥氏が起業した1960~70年代、仕入れが難しい北海道では家具問屋の力が絶大で低価格を売りに出店を拡大しようとしても、業界秩序を壊す存在として問屋が取引に応じなかったそうです。
そこで新潟、群馬の問屋から仕入れましたが「すぐに問屋の間で情報が回り、取引を打ち切られた」と。
国内ではどうしょうもない、という事で海外に活路を見いだしました。製造から販売まで問屋を通さない自社でコントロールするSPA(製造小売り)と呼ばれる手法はニトリがユニクロに先行。
北海道は仕入れが難しいだけではなく、所得水準も低い。
「恵まれない状況を克服するには現状を否定するしかない。だからイノベーションが生まれる」と似鳥氏は語る。
事実北海道は流通企業のトップが多い(アークス、アインファーマシーズ、その他)。バブルが崩壊した90年代、北海道から全国区の流通企業が多数生まれた。
逆に百貨店やスーパーなど過去の成功方式に安住した企業は成長力を失ってしまいました。
例えばニトリが最初に低価格の品を、と持ちかけた問屋さんがニトリのニーズを汲み取り、そういった商品やサービスを提供するように動いていたらどうなっていたのでしょうね?いずれは海外からという流れは止められなかったかもしれませんが延命もしくは一緒にやっていく事により力を持ち続けていく事は出来たのかも。というか今もその問屋、あるのでしょうがかつての力はもうないでしょうね。
結局、どちらにせよ何かしら改革は起きて時代は変わり生き延びる所とそうでないところは出てくるのですね。延命措置は一時的に出来るかもしれませんが・・・・それなら・・・ね。