2012年8月3日の日経夕刊の記事です。人間発見の「保育はこれでいいのか5」という記事でJPホールディングス社長 山口洋さんの記事がありました。保育士不足改善へ学生向け奨学金制度を創設したり、園長二人を取締役に抜擢し現場の声を経営に、「子供に夕食出すな」と行政指導がくれば突っぱねたり。
収益を得て新しい保育園をボンボン建てたいけど人がいないのか。で、儲けたら儲けたで株主への配当より保育を拡充し子供達に還元すべき、という声に対しても収益を得ているからこそ、保育所整備の原資にもなる、と。
他の保育園は福祉事業として長年運営されてきた為、補助金に頼り競争原理があまり働いていない。備品購入でも基本は売り手のいい値。JPホールディングスは違い、大量購入などを条件にシビアに交渉。折り紙の購入価格はたぶん一般的な保育所の三分の一程度ではないか、と。なので保育の質を落としコスト削減しているわけではないと。折り紙で例えれば購入量を三分の一に減らし、子供達に使わせないようにしているわけではない。
保育所への企業参入を反対する人の多くは子供のためにならない、と強調しますがでは現状はどうなのか?
通常、保育所は夕方までですが残業などで遅くなる保護者の為に午後8時~9時まで延長保育をしていえるそうです。子供は当然、お腹がすきますので夕食を出していました。
そうするとある自治体の担当から夕食は親と食卓で囲むもの。保育所で食べてしまうとその機械が失われるから「食事ではなく、おやつ程度にしてください。」と
でもひもじい思いをさせてはかわいそうと詰め寄ると本音は地域の他の保育所はおやつ程度しか出しておらず、JPだけが夕食を出すとその園に保護者から苦情が出る恐れがある。近隣の保育所から「保護者に夕食を希望されると困るのでやめさせて欲しい」という要望があったからだとか・・・・
行政も事業者もどこを向いて保育をしているのかと姿勢を疑い、結局夕食中止の要望は断ったそうです。
行政とか旧来の所はどこもそんな感じなのかな・・・だから保育園増設も進まないし幼児一体も進まない。子供のためとか言っておきながらだいたいは既得権益だとかそういう方面のお話なわけで、全然子供をどんどん産んで、というようには見えないんですよね。
民間の力も借り、現状の待機児童の問題なども解決して欲しいですね。子供と長い時間、一緒に居るのはそりゃ理想なんだけど現状、社会がそういうふうになってないでしょ。保育園増やすの拒むならその前の問題をどうにかしてもらいたいものですな。それが出来ないなら保育園増やして延長保育も長い時間やってくれえりゃいい(将来、少子化で保育園が余ったら老人ホームに転換できるような仕組みになってれば効率的ですよね)。
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★保育園新設とかガンガンやっていただきたいが・・・(2012年02月13日 (月曜日))