2013年4月5日の日経産業新聞に「小型トラック市場、7万台に回復「日野躍進 アマゾンけん引」」という記事がありました。積載量4トン未満の小型トラックの販売が好調だそうです。国内販売台数はリーマンショック以来、4年ぶりに7万台と3年連続2桁伸び。リーマンショック前に近い水準まで回復しております。
エコカー減税や東日本大震災の復興需要でトラック全体が堅調なものの、小型トラックが伸びている理由としてはアマゾンジャパンや楽天などインターネット通販の興隆があるという。
2012年度の小型トラックシェアは
・いすゞ 39.5%
・三菱ふそう 22.5%
・日野 21.7%
日野が三菱に追いつきそうですな。
アマゾンは全国に大型物流拠点を建設、合計延べ面積は昨年末時点で57万平方メートルと高島屋新宿店10店舗分に相当。各拠点ではヤマト運輸などの小型トラックが頻繁に出入りしています。ネット通販の普及を背景に宅配便の取扱個数は34億個(2011年度、国土交通省調べ)と前年に比べ5.6%増加。今年度もヤマト運輸の宅配便の取扱戸数は(2013年2月までの実績)は4.5%と増加傾向が続く。
という事で配送に使う小型トラックの販売が好調なんだそうな。更に小型トラックの保守サービス耐性も充実させてきており、車検の整備時間が短くなったり効率化を進めているよう。
従来は中大型がメインの整備工場が多く、むりやり大型用のレーンに小型を載せて整備するため作業効率が悪かったんだそうな。それを改善する動きがある、と。
いかにトラックの稼働率を高めるかは、顧客である運送会社の生命線。整備や車検に時間がかかるメーカーは使いにくい。
回復期にある国内トラック市場、それでも全盛期の1990年前後と比べると3分の1程度の市場しかありません。アマゾン効果という追い風は吹くものの、人口減少が続く国内の伸びしろは大きくないとまとめられております。
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