今号の特集は
「世界各国で利用者が急増中!AirBubは新しい"副業"になるか」では今話題のAirbubを使って自分の部屋を貸している人の話が掲載されています。Airbub(エアビーアンドビー)とは短期の自宅賃貸を仲介する会社。
部屋を貸してお金を稼ぐ、そしてやってくるお客さんとのコミュニケーションが楽しそうではありますね。
日本では旅館業法に反するのでは?という事で話題になっているサービスでございます。
欧州では時々部屋を貸す文化があり、時々貸す限りでは問題ない、という流れが生まれているそうな。
サイトにはレビュー機能があり、今回の話に登場しているネイスさんのところには犯罪者が宿泊した事はないそうです。
「「80歳まで働く時代の」人生設計」の話。20代で仕事を始め、懸命に働いて専門分野の深い知識と技術を得る、30歳になったら1年間休み、旅行やボランティア活動をして見聞を広げ、復職後は休職中に積んだ経験を元に、自分の得意分野を更に広げる。40代にはいれば1~2年学習に専念し、職場で得た知識と力量を活用出来る第2の専門分野を切り開く準備をする。
人生の第二幕に備える。50代前半でまた1年間、職場外で社会経験を積み、50代後半・60代になったらそれまでに蓄積した経験と能力を活かし、小規模起業家になる。
そうすれば80歳まで仕事を続けられる、と。
日本ではこれは難しいかな・・・・記事にも頻繁に長期間休職するのは非現実的ではないか?と聞かれるそうですが80歳まで働く事を考えると休まず走り続けるのは困難。十分に休職すれば次のステップで前と異なる分野で活躍できる可能性が高まる、と。
従来の思考の枠にとらわれない「セルフ・ディフィニシヨン(self definition)(自分という人間の定義)」の為の努力が求められる。
スマホで細切れの仕事をやる人とか(でもこれは貧困に結びつくのでは?という話もあるらしい)、シリコンダディの話も面白かったです。女性の仕事を優先して主夫になってたり。
海外では週3日の会社も増えてるとか。週55時間勤務の人より週40時間勤務の人の方が知的作業の効率が高いとかで。勤務時間が圧縮されると、優先すべき仕事が明確になり、逆に生産性があがるという話も。
制度の導入によって1日の勤務時間が増えたところもあるようですが、それでも社員の大半は休みは多い方がいい、と週3制度を歓迎しているという。
フランスから飛び出す起業家の話も。みんなイギリスにいっちゃうんだとか・・・日本でも近くにそういう国があればみんな、出て行ってしまいそうだよね・・・・日本の場合はでかいマーケットがあるからまあ日本に居た方が商売もしやすいってのもあるかもしれないけど。
フランスは失敗=悪、イギリスはそうじゃないという。
日本も起業家に優しくない国だった、という記事で日本も失敗=悪の国だが、起業支援ポータル「ドリームゲート」で相談件数1位になった事もある起業コンサルタント中野裕哲氏によるとフランスに比べると事業主が被雇用者に対して負担する健康保険、厚生年金、雇用保険を合わせた負担割合は14%。フランスは33%だそうです・・・・・・日本も起業環境はだいぶ整ってきましたが、まだまだ課題は多い、との事。
今号の特集も面白かったです。この雑誌も早く電子版で発売するようにならないかなぁ・・・
そういや中国の習慣を伝えるあの猫の漫画はどうした?今回なかったよね・・・?