★ツアーバス、100社超撤退 減便・値上げも 安全規制強化 国交省298社監査、8割強が法令違反(日経)
これは凄いな。強化される安全規制に対応できないとみた全国の貸切バス会社のうち、100社以上が高速ツアーバス事業から既に撤退を決めていました。
これらの事から利用出来る便数の減少や値上げなどの影響が出そうとの事。
国交省が貸切バス会社298社の重点監査を実施し、その際に事業継続の意思を確認したところ、100社以上が撤退を申し出たという。そしてこの監査の際に8割超にあたる250社が道路運送法上の法令違反が見つかりました。うち48社では常務時間が基準を超えるなど悪質勝つ重大な違反の指摘を受けました。
更に厚生労働省が高速ツアーバスを運行する全国の貸切バス会社339事業所への緊急監督指導結果を公表。残業代の不払いなど324事業所(95.6%)が法令違反だったとの事。
・・・・・・今まで、よくこれだけの被害だけで済んでいたな・・・・規制緩和されたのはいいけどレベルに達していない業者は市場から退出していただく仕組みはちゃんと作っておいていただかないと。
本来、タクシーとかもそうですよね。あちらは台数を減車しましたけど。
--2012/07/29追記--
2012/07/29の日経朝刊に「ツアーバス 新安全規制で100社撤退 国の長すぎた無策 露呈 8割法令違反 5年間改善せず」
という記事がありました。バス事業が免許制から許可制に変わった2000年の規制緩和がきっかけで2000年度末に約2800社だった貸切バス事業者は2010年度末には約4500社に増加。白バス営業をやっていた所もあるようだ。安全性を疑う声は今回の事故前からあったが国交省の監視体制は不十分だった。監査にあたる各運輸支局の担当者は2012年5月時点で約300人。監査体制が確立された2002年に比べれば3倍に増えましたがそもそもタクシーやトラック事業者を含め対象とする自動車運送事業者は約12万社。
回りきれるわけがない。
「もっとも、トラック業界には規制緩和に合わせ、国交省が業界団体を「適正化事業実施期間」に指定し、同機関が各社の事業所を巡回し、法令違反の状況を点検する制度が導入された。いわば自浄作用の仕組みで、悪質な場合は国交省が監査する体制を整えた」
とトラック業界(各種トラック協会か。)は自浄作用が働く仕組みを整えていたようです。一方、貸切バス業界は「規制を緩和した時、事業者が限られていた」と同様の仕組み作りは見送られた。
トラック業界と同じ仕組みを導入していれば、ここまで深刻な事故は防げたかもしれないのに・・・・
というかそういう方向を感知して自浄作用、自主監査をするようになってたとはやるな、トラック業界。
--追記ここまで--
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