★20~30代の持ち家比率が低下 12年度版国土交通白書 :日本経済新聞
国土交通省がまとめた2012年度版の国土交通白書によると、賃金の伸び悩みを背景に20~30代の持ち家比率が大幅に低下し、マンション等の民間賃貸住宅に住む傾向が高まっていると分析されています。
これまで手薄だった賃貸住宅の質の向上や供給増を促す政策が必要と指摘しております。
20代~30代の持ち家志向は2011年ですと76%にのぼりますが、実際に持ち家に住む人は2008年の時点では28%に留まります。25年前と比べると14ポイントも下がっています。
対照的に賃貸に住む人は60%で同じ期間で比べると20%増。
二人以上が住む住宅の居住面積を見ると、民間賃貸住宅は55平方メートル。持ち家の半分程度に。
持ち家を取得せず、相対的に狭い賃貸で生活している人が増えた要因としては非正規雇用の増加や賃金の低下が上げられます。
20代前半から30代後半にかけて賃金がどれだけ増えたか今と昔を比較すると
・1960年代前半生まれ→69%増
・1970年代前半生まれ→43%増
確かに働き方の多様化、賃金低下もあるのでしょうが、考え方も変わったからというのもあるんじゃないですかねぇ。私もここで骨を埋める覚悟で住もう、なんて所があれば考えるかもしれませんが、今は自由に移動が出来た方がいいので賃貸の方がええですな。家を所有する事が一定のステータス、だった時代も私らのちょっと上の団塊ジュニアぐらいで終わってるでしょうし・・・・消費税増税前まではある程度、売れるかもしれないですがその後はどうなりますかね・・・・あとは資産として持つなら考えるかなぁ・・・金ないけど。