新千歳空港の本屋で見つけて面白そうでつい買ってしまいました。
なんか見ていてつくづく自分も北海道、札幌の人間だなぁと思う部分が多々ありました。そういう気質なんでしょうね、あの町。言われると確かに、というのがたくさんあるし。
札幌は住みたい街ランキングで常に上位、ただ実は豪雪地帯だしまあいろいろあるよ、と。
北海道人の地元愛は異常らしく、外の人から見ればちょいと鼻につくらしい。・・・・・
札幌は生活保護も多く、「赤信号、みんなで渡れば怖くない」的に生活保護をもらうのはここでは恥ずかしくない、なんて話も・・・・頑張らない人間でものんびり気楽に生活出来る土壌あり。
住宅事情、やはり雪かきがいや、とか札幌市も継続可能なコンパクトシティへと方向転換しているのもあり、都心のマンションへの引っ越しブームが続いているようだ。
札幌中心部は地下街もあるし、地下鉄、JR.等の公共交通の便もいい。札幌でも比較的便利で暮らしやすい地域に住むセレブとびんぼー人が住む地区がはっきり別れてきているとかなんとか。
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「タマネギ畑しか見えない」東区には、不便でも家賃が安ければそれでいいという住民がやってきて「貧困エリア」というイメージがつくかもしれない。
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酷いw一応地下鉄東豊線も栄町まで来ているし、地下鉄もJRの鉄道もない清田区よりマシだろwとも・・・・言い難いか・・・・・確かにそういうエリアだしな・・・・(住んでる頃はそんな実感なかったがそれでも北区とかに比べるとちょいと辺境よね)
東区丘珠地区では1件あったスーパーが倒産して買い物難民発生。なんとかスーパーのあった場所に別のスーパーが入る事になり解決はしたらしいが今後はこういう事例が相次ぐだろう、と。
札幌市が面倒くさがって中心部にしかお金をかけないからご覧の有様だよ!と。
家の実家も中央バスが撤退したら陸の孤島やしな・・・・
気候というページでは「冬は働かない!?熊と同じく冬眠が定番」とかなんとか。雪ばかりの札幌、寒い地域特有の薄暗さもあり、市民は心を病んでいる、と思いきやそうでもないようで。雪国には自殺が多い、という特徴があるものの、近年の都道府県別データを見ると多少の変動はありながらも東北地域の県名が並ぶ。自殺が少ないとはいえないわけですが楽観的な側面がある。
冬は引きこもりがちになるから雪国ではマイナス思考的なのが働いて自殺に?というイメージみたいですが札幌の場合は道民は家の中で本気だす。
真冬でも家の中では汗をかくぐらい温かくして、しまいには窓から吹雪きの外の眺めつつアイスクリームを食べ始める。私の場合はキンキンに冷やしたビールも飲む。
こんな生活を送っていると外に出るのがおっくうになり、買い物もなるべくネットスーパーで済ませたり。
冬の札幌人は寒さと雪のせいで冬眠する熊のごとく家の中に引きこもる。
短い温暖な季節を楽しむため、春が来るとさっそく花見がてらジンギスカンパーティ。春が終わり夏が来ると海辺にテントを貼り泳がずジンギスカンパーティ。
北海道は比較的新しいというか内地各地から移住してきた人(中には島流し同然の方もいたでしょうが・・・)によって開拓が進んだわけでございますけれども、各地の風習も受け継いでおります。
北海道でよく言われる過去形表現、これは東北からやってきたそうな。
「よろしかったでしょうか?」「(電話に出た時に)xx(自分の名前)でした~」等丁寧に話そうとすると過去形になってしまう奴。「おはようございました」もそうですかね。ただしそのまま受け継いだわけではなく、ちゃんとアレンジはされているようだ。
東区の紹介ではやはり玉ねぎの札幌黄が紹介されていました。今はF1って品種がほとんどですがね。
頑張らない札幌、という部分でもなんかいろいろ確かに、と思える部分も。
前にも
★北海道 光る潜在力 成長軌道 震災後も(2011年10月29日 (土曜日))
「マーケティング力を磨く必要があるがこれはサッポロバレーのIT業界からファッション業界まで共通の課題だという。高い技術力や質の良いコンテンツを持っていながらアピール力や意欲がない。」
こういう話がありましたしねぇ。
面白かったです。前号の
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