発売された当初、読みたいな~と思っていて、でも本はかさばるしKindle版ででないかな~と思っていてお気に入りにいれていた本がいくつかあります。その中の一つですね。
決定と決断は異なる、決定はみんなで決める事。決断は決めて断つという事。自分が次のステージに上がろうと決めたとき、持っているものを一旦整理して「断つ」必要が生じる場合がある。
この手の話はやっぱり
★漫画 バーテンダー14巻(2009年07月04日 (土曜日))
「プロとアマチュアの違いは何か?
「プロになるという事は現実の中で何かを捨てるという事、例えばかつて抱いた夢、理想、憧れ・・・。必要なのは捨てる辛さ、痛みに耐え現実に学ぶという事。そこからプロの本当の成長が始まる。だからこそムダに捨てない、活かすために捨てる」」
を思い出す。
この方の場合は完全に捨てる、わけではなく一度休眠させるが、次のステージに経った際にはレベルアップした自分がそれを実行する事により高いレベルのものを提供出来たりするかも、みたいな話も。
でも今、遣るべき事の為には断つ事が必要、という事で。
この人の本を読んで更に思う事はというか前々から思ってはいるんだけどまずは自分を知るという事。PR出来る部分やその他その他、その他を明確にし、人に会う際にはxx=私、みたいなのを想定して思い出せるようにする。それが仕事に繋がったり、人との新しいつながりに繋がる。
生い立ちからの話が書いてありますが、アメリカで育った時の話でやはり学校で自己PRとかプレゼンが出来る、お金の話が出来るというのはいいよね。社会に出たら実際にそれが必要になるのに日本ではタブー的なところがあるんだもん。
面白い本でした。